導波路型RF励起CO2レーザーの最高出力モデル・L50は、24時間半導体生産ラインや最先端の研究開発などの要求が厳しいアプリケーションにおいて、妥協のないソリューションです。M2=1.1を生み出す最適化された共振器デザインにより、L50はLine Trackerオプションを組み合わせると安定度1%の超高安定モデルへと進化致します。
Pがつくパルスモデル、またはDがつくデュアル駆動オプションにより、L50は高性能のパルスレーザーとなります。ビーム品質は変わらずに高速な応答時間を実現します。特定のシングル波長ラインが必要なアプリケーションにおいて、グレーティングにより9.3 µmから10.8 µmまで可変できるL50Gは最先端のラボ向けCO2レーザーです。
Features
- 産業および研究開発用途両方に使えるハイパワー
- 今日の最先端用途に実績多数
- ハイピークパワー・グレーティングモデルあり
オプション
- リアルタイムパワーモニター
- 9.3µmまたは10.2µm波長での最適化
- アイソトープガス充填
L50ベースモデルの特長
- 50 W CW
- 完璧に近いビーム品質 M2=1.1
- 水冷モデルのみ
L50P(パルス)の特長
- 120 Wまで引き上げられたピークパワー
- 100 µsまで短縮された立ち上がり・立ち下がり時間
L50D(デュアル駆動)の特長
- 1台でL50とL50Pの両方の機能
- CWで50 Wの出力・最大ピークパワー120 W
L50Gの特長
- L50全ての性能にあわせてグレーティングによるワイドな波長チューニング
- 波長可変レンジ9.3µm – 10.8µm
仕様
モデル | L50 | L50P (スーパーパルス) |
供給電圧 | 28 V | 48 V |
供給電流 | 35 A | 20 A |
パワー | 50 W | 120 W (peak power) |
M2 | 1.2 | |
ビームウエスト | 2.4 mm | |
ビームウエスト位置 | 出力カプラー | |
ビーム拡がり角(全角) | 5.5 mrad | |
パワー安定度 | +/- 5 % | |
波長 | 10.5 - 10.7 µm | |
立上がり/立下り時間 | 200 µs | 100 µs |
偏光 | 直線 (horizontal) | |
冷却要件 | 水冷 | |
レーザーサイズ | L 32 x W 3.8 x H 8 inch (L 813 x W 97 x H 203 mm) | |
RFドライバーサイズ | L 9.6 x W 7.2 x H 5.7 inch (L 244 x W 183 x H 145 mm) |
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