OPTOMAN社
光学素子計測設備紹介
強力なレーザー出力には、それに伴う大きな責任が光学コーティング業者に求められるように、OPTOMANでは光学部品を無条件に「高品質」とは呼びません。品質を定義するためには測定と検査が必要であり、OPTOMANはそれを行う体制を整えています。OPTOMANは製造された光学部品の品質を慎重に検査しているため、お客様は光学部品が仕様に適合しているかを確認するために、自らの時間や労力を費やすことなく、安心してスムーズにご使用いただけます。
メーカー
Optoman(リトアニア)
OPTOMAN社の計測装置
1.走査型分光光度計
すべての偏光モードにおける透過率および反射率の測定に使用
- 測定レンジ:185 - 4900 nm
- 測定入射角:0 - 75°
- 最小ステップサイズ:0.25 nm
2.自動表面品質検査システム MATRIX 200
ISO 10110-7規格に準拠した完全自動の表面品質検査に使用
- 最小検出欠陥サイズ:<2.5 µm
- 最も厳密な仕様:傷等級5、汚れ等級1、最大欠陥サイズ16 µm;屈折力誤差L1、許容誤差10 µm;中心厚公差 ±0.04mm
- 複雑な開口形状:円形、楕円形、長方形、多角形
- 複数の開口部
- 最大搭載数(マルチサンプルステージ):0.5インチ:48個、1インチ:39個、1.5インチ:20個
3.干渉計:OPTOFLAT
平坦度、不規則度、および透過波面歪み(WFD)の測定
- 低コヒーレンス
- 波長:633 nm
- 平坦度:λ/20PV(Peak to Valley)
- <0.2 nm (RMS)
- 有効開口部の形状:円形、楕円形、長方形
4.GDD(群遅延分散)測定装置
ミラーおよび透明光学素子の位相特性
- スペクトルレンジ:650 - 1700 nm
- 偏光モード:s偏光、p偏光、無偏光
- 単一ミラー構成:0°、≦10°、45°
- ミラーペア構成:≦10°、45°
- コーティング耐摩耗試験
- MIL-PRF-13830B規格に基づくコーティング品質検査
機器および測定業務のアウトソーシング
OPTOMANは信頼できるパートナーとのネットワークを通じて、 計測の幅を広げ、専門的な知見によってその精度と質を高めています。
1.キャビティ・リングダウン(CRD)
ヴィルニュス大学 物理科学・技術センター(VU FTMC)にて測定実施
- 測定波長:1064 nm、532 nm、355 nm、266 nm
- AOI(入射角):0°、45°
- 偏光モード:s偏光、p偏光
2.原子間力顕微鏡
ヴィルニュス大学 物理科学・技術センター(VU FTMC)にて測定実施
- 機械的特性の測定および局所解析に使用
- 測定領域:1×1 µm ? 20×20 µm
3.レーザー誘起損傷閾値(LIDT)
LIDARIS(リトアニアの受託試験企業)にて測定実施
- 測定波長:1064 nm、532 nm、355 nm、266 nm
- AOI(入射角):0°、45°
- 偏光モード:s偏光、p偏光
4.光学素子の耐久性測定
LIDARIS(リトアニアの受託試験企業)にて測定実施
- 測定波長:1064 nm、532 nm、355 nm、266 nm
- AOI(入射角):0°、45°
- 偏光モード:s偏光、p偏光
5.吸収特性の測定
LIDARIS(リトアニアの受託試験企業)にて測定実施
- 測定波長:1064 nm、532 nm、355 nm、266 nm
- AOI(入射角):0°、45°
- 偏光モード:s偏光、p偏光
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