吸収分光

ヘリウムD0 / D1 / D2

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1083nmで4Heの複数の光遷移があります。D0・D1・D2線の電子準位は準位図の抜粋にあります。スピンがゼロなので、各遷移でラムディップがひとつあるだけです。

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上のグラフは1083nm領域におけるD0・D1・D2のヘリウム4He吸収線を示しています。準安定状態は45MHzのRF磁場によりその数を減らします。テストデータはTEC-500リットマン型レーザーシステムとドップラーフリーRF変調分光セットアップにより測定されました。

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